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【試合レポート】大阪府警察

後半の戦いに課題残すも、ウエストの覇者を撃破!!
1月18日(日)秩父宮ラグビー場。ダイナボアーズの試合前には前節で敗れた宗像サニックスブルースと激戦のトップチャレンジ2を勝ち抜いてきた九州電力キューデンヴォルテクスといった九州リーグ同士の試合が行われており、会場は既に熱気に包まれていた。
前日から自分たちのラグビーを追求すべく、集中力を高めてきた選手たちにとってこの大阪府警察戦は勝利することはもちろん、試合内容としても拘りたい一戦であった。
特に、前節のサニックス戦では苦戦した一人対一人の攻防、そしてブレイクダウンからのラックスピードで相手を上回り、こちらのペースで80分間を戦い抜くことがダイナボアーズにとって重要となるポイントであった。

前半早々から相手陣にて手動権を握るダイナボアーズは3分にNO8ミロ・デイビット選手が相手ディフェンスを粉砕し先制をトライを奪取。
幸先良いスタートを切ったダイナボアーズはその後もボールをよく動かし、FWとBKが一体となった攻撃で展開しトライを奪い続けていく。14分には敵陣ゴール前のモールからFL井坂選手がボールを抑え込みトライ。21分には素早い展開でゲームをコントロールしているSO阿久田選手が相手ディフェンスの隙を突きトライ。31分には敵陣ゴール前にてボールを持ったPR佐々木選手がディフェンスを跳ね飛ばすパワープレーでのトライを奪った。
36分にこちらのタックルミスからトライを奪われるものの、前半終了間際の40分に完全に相手ディフェンスを崩し、井坂選手が突破。そのまま自身でインゴールへ飛び込むかに思えたが、「WTBである棚橋にトライをとってもらいたかった。」と外を走る井坂選手とは同期入部となるルーキーWTB棚橋選手にボールに繋ぎ、完全に人数で上回った状態からボールをインゴールへと運んだ。(33-7)
前半は全員がハードワークをし走り続け、1トライを許すものの、選手たちは最後まで集中力を切らすことなく戦い抜いていた。

後半は更なる得点が期待されたものの、後半10分を過ぎたところから選手たちの足が止まり始め、相手陣に攻め入るも攻め切れない状況に。
それでも敵陣ゴール前においてしっかり組まれたラインアウトモールをジワジワと前進。最後は後半途中からピッチに入ってきたFL中川ゴフ選手相手が強引にインゴールへとボールを運び後半最初のトライを奪った。
しかし、その後は一進一退の攻防となり、逆に大阪府警察が果敢に攻め込んで来る場面が目立ちダイナボアーズはディフェンスに徹する時間が長くなる。
後半20分、ついにこちらのディフェンスシステムを崩され大阪府警にトライを献上。その後28分に敵陣22m付近から展開し、中川ゴフ選手がこの日2本目のトライを決めるものの、怪我等により選手たちの疲労が顕著に見られるようになる。すると後半36分こちらの隙を狙っていた大阪府警がパスカットでターンオーバー。そのまま独走され痛恨の追加点を奪われてしまう。このままでは終われないダイナボアーズは、最後の最後まで大阪府警を攻め立てる。ノーサイドのホーンが鳴り、勝利を確信するも、攻めの姿勢を崩さない選手たちは敵陣ゴール前にて激しい攻防戦を展開。後半から投入されていたSO安藤選手兼BKコーチは「このままでは終われない。」と、どんどん選手たちを鼓舞し、動かし勝負をしかけていく。最後はNO8ミロ・デイビット選手が空いたスペースへ一気に走り込みダメ押しとなる意地のトライを奪い試合が終了となった。
泥だらけの顔に真っ黒にジャージを汚した選手たちを見ると、今回の試合の激しさが伝わってくる。「最後まで粘り強いラグビーをしてきた大阪府警に対し、真っ向から立ち向かい戦えた。後半に反省すべきこともあるが、切り替えて次の試合に繋げていきたいと思う。」と西舘主将は冷静に振り返る。
この戦いを終え、トップチャレンジ1を1勝1敗としたダイナボアーズは次戦1月24日(日)に花園ラグビー場にて九州電力キューデンヴォルテクスと対戦する。
大阪府警戦で学びまた成長したダイナボアーズになることを願うばかり。ぜひ、試合会場にお越しいただき、選手たちへ熱いご声援をよろしくお願い致します。

佐藤監督コメント
多くの方にご声援いただきましたことお礼申し上げます。
大阪府警さんとの試合は創部以来初の対戦となりました。後半に怪我人が出てしまいましたが何とか8トライを挙げ勝利することが出来ました。サニックス戦の敗戦からもう一度自分たちのやるべきことに集中し、すべてにおいて精度をあげるように一週間取り組みました。選手もうまく気持ちを切り替えよく戦ってくれたと思います。次戦の九州電力戦ではもう一つ上のレベルで試合が出来るようにまた良い準備をしていきたいと思います。
安藤選手(コーチ)のキックルーティーンは昔からやっているオリジナルなんです!!!!

文:竹花 耕太郎
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