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【試合レポート】九州電力戦

想い返せば、昨シーズンのトップチャレンジリーグ初戦。

秩父宮ラグビー場で行われた九州電力戦では、試合終盤まで12-12という接戦を繰り広げ、試合終了間際に逆転トライを許し、苦い敗戦。

トップリーグ自動昇格をかけた大事な初戦を落とし、チームの勢いは失速した。

今回の試合はダイナボアーズにとってリベンジマッチである。

前節の日野自動車戦の敗戦をチームのプラスに変えるべくダイナボアーズは前を向き続けた。

決して諦めない。

あの時の負けが自分たちにとって良いモノになったと言えるために。

 

「三菱のジャージにプライドを持て」

試合前のミーティングにおいてジョージ・コニアヘッドコーチから選手たちへ送った言葉である。

世界で活躍する三菱重工が持つラグビーチーム。

鉄のように強く、逞しく、私たちは胸を張って戦い続けなければならない。

胸に刻まれたスリーダイヤは、決してお飾りではなく、どんなに過酷な状況下においても前を向き続け、大きく成長してきた歴史と誇りがある。

その名に恥じないチームになる。

歴史を継承するのはチームに携わる者の役目である。



 

今回の試合は敵地、九州電力香椎競技場での開催。(福岡)。

これまで雨の試合が多かったが、雲ひとつない晴天に恵まれた。

試合は九州電力のキックオフで開始され、ダイナボアーズは10月27日に加入したばかりのSOダニエル・ホーキンスを中心にボールを展開。

積極的にボールを動かし敵陣へと進出していく。テンポある攻撃は上手く噛み合い、前半開始2分に展開されたボールを大外で待つLOトーマス優へと繋ぎ、先制攻撃に成功。(5-0)

尚も攻撃の手を緩めることなくボールを動かし、11分に敵陣22m付近ラインアウトからボールを回し、FB青木が一瞬にして相手ディフェンスを突破。最後はサポートに来たLOトーマス優へと繋ぎ、幸先の良い2本目のトライを奪取した。

ここから、一進一退の攻防が続き、九州電力の低く突き刺さるディフェンスに対し、ターンオーバーを許す場面もありながら、ダイナボアーズも必死のディフェンスで、相手に得点を許さない。

前半は、終了間際にハーフライン付近において相手のキックボールからCTBマイケル・リトルが相手に絡まれながらもゲインラインを突破し、持前の力強さでインゴールまでボールを運び、力技でのトライで前半を終えた。(19-3)



後半も同様にダイナボアーズは積極的に相手陣でのラグビーを続けた。

後半最初のトライが生まれたのは開始7分。敵陣ゴール前での相手ペナルティーからのスクラムにおいて、相手に最大限プレッシャーをかけたところで、BKへと展開。大外で待つWTB山本までボールが繋がり、人数が余った状態でトライを奪うことに成功した。(24-3)

更に20分には敵陣ゴール前において連続攻撃をしかけ、FWが相手ディフェンスを崩すと、そこへ良いタイミングで走り込んできたLOリシュケシュ・ペンゼがボール受けて勢いそのままにインゴールへ飛び込んだ。(31-3)

 

この日、セットプレーにおいては、前半からFWが粘り強くスクラムを組み続け、徐々にダイナボアーズが優位となり、後半においては相手スクラムを圧倒することに成功。

リザーブメンバーたちの勢いも加わり、要所でのチャンスを生かし、要所でのピンチを凌いでいった。

また、九州電力のスピードある攻撃に対しても、選手たちは諦めることなく粘り強く体を当て続けた。

後半は33分に九州電力にトライを許すものの、ダイナボアーズは更に2本のトライを積み重ね、45-10で九州電力へのリベンジを果たすことに成功した。

戦いは勝つことが何よりも大切である。

負けから得ることは多い。

ダイナボアーズは確実な一歩を踏み出した。

 

 

 

 

佐藤監督コメント

今回は敵地、福岡での試合となりましたが、それをも感じさせない皆様の熱く大きなご声援に勇気とパワーをいただきました。

ご来場いただきました応援団の皆様をはじめ、会社関係者の皆様、ファンの皆様に心より御礼申し上げます。

私たちは変わることなく、トップリーグ自動昇格を目標に今回の九州電力戦にのぞみました。また、昨年度、九州電力さんに負けていることから、リベンジすべくチーム一丸となり準備して参りました。

前節の日野自動車戦では悔しくも敗戦いたしましたが、選手たちは前を向き続け、一人一人が自分の役割を全うできたこと、そして今回の試合でこのような結果を出してくれたことに嬉しく思います。

加入して間もないSOダニエル・ホーキンス選手でしたが、この試合を迎えるまでの彼の姿勢は素晴らしく、チームのシステムをしっかり理解し、仲間たちとも積極的にコミュニケーションをとっていました。もちろん彼一人の結果ではありませんが、チームに勢いと自信をもたらしてくれたと感じています。

次戦はホンダ戦となりますが、私たちは挑戦者として、キックオフから全てをぶつけていきたいと思います。

引き続きダイナボアーズへのご声援を何卒よろしくお願い致します。

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