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彩子の取材ノートpage36

昨シーズンまで選手としてプレーし今シーズンからリクルーターとして活躍する小林訓也、榎本光祐にインタビュー。
二人の「第二章」とは・・・

 

・リクルーターになった経緯は?

小林)自分からやりたいって言いました。できたらいいなって。元々スポーツマネジメントに興味があって。現場のことは経験があったけど、マネジメントのことは何も知らなかった。最終的には現場に行きたいけれども、そのためにもまずマネジメントを知りたいなと。

 

榎本)シーズン始まった時から引退を宣言していて、ダイナボアーズに何か貢献できることはないかなと。その中で採用という話をいただきました。

 

・なぜリクルーター?

小林)自分の強みが活かせると思ったからです。エノもそうだけど3チーム渡り歩いて、友達が多かった。大学のスタッフを見ても関わりのある人が多かった。かつてのチームメイトもスタッフとして活躍していて。0から関係築くよりは、強みを活かすことができるかと。

 

榎本)いつかは運営側に携わりたいと思っているので、全体感が見えるところにいたいと思っていました。採用というのは組織を形作る上で一番大事なところなので、どういう人を採るかどういう人が欲しいのかチームとして一つの大事な仕事ではあるなと自分の中で位置付けることができたのでやりたいなと。

 

・なぜ運営側?

榎本)今大学院に通っていて経営学を専攻していて、主に組織マネージメントのところを勉強していてそれをアウトプットしたいと。全体感でみた時にこういう流れでやっているというところが。組織の運営とか組織が何かを成し遂げる時の仕組みを全体でみたいなと思いました。

 

小林)自分の弱みがマネジメント側を知らなかったということ。選手以外の役割を知らなくて、外に出てみたらグラウンドで会った人以外ほとんど知り合いがいなかった。裏方として働いている人に知り合いがいなかったことと、いろんなところでいろんな人と繋がりたかった。それがこの先に生きてくるんじゃないかと。自分の知らない部分に飛び込んでみたかったんだよね。

 

・どんなスケジュールで動いている?

榎本)大学生の採用がメインですが、トライアウトの選手の練習参加の手続きをしたり実際に選手の試合を目で見て判断したり、大学生へのSPIの指導など多岐にわたっています。コーチの方針と採用の方針が合致しなければならないので、選手によって育ったり停滞したり能力が低下したりするので、見極めが難しいです。誰かを採るってことは誰かが辞めないといけないので、重積のある仕事です。スケジュール的には試合をとにかく見まくって、トライアウトに参加する選手がチームに馴染めているかチェックします。

 

小林)採用って試合を見た後に監督や選手に挨拶行くんですよ。最初は慣れなかったけど、それも採用の大切な仕事だなと。

 

・トライアウトに呼んだ選手が採用された時の心境?

榎本)もちろん情はあるけど、それよりも決まらなかった選手がいた方が辛かった。

小林)本当に辛いよね。

榎本)一つの言葉使い、かける言葉も神経質になります。

 

・採用で気をつけていること

小林)感情は入るけど、出し過ぎるのは良くないし消しすぎて良くないし。バランスが難しいよね。人間が人間を選ぶわけだから、機械みたいにはならないようにしたいなと。

榎本)人間なので情はもちろんあるけど、全ての選手たちに対してなるべく平等であろうと。接する態度とか言葉とか。今は言葉に敏感になりすぎているくらいです。

 

・リクルーターの大変なところ

榎本)選手とのスケジュールが違いすぎて、最初の2ヶ月くらいは何をしたらいいかわからなかった、営業で言うと飛び込み営業みたいな感じです。

小林)いろんなリクルーターの人の話聞いて。でもうちの文化があるから、うまく取捨選択しています。監督の電話番号を聞くのも一苦労だったり、色々あります。

 

 

・三菱では初めてのプロ選手からのリクルーター

小林)今までよりも強化してくれたのはいいことだなと。コネクションも強めて。

榎本)リクルート専門としてリーグワンのDiv1とDiv2では全然違う。今がチャンスではあるので、上昇気流を作れるように。

小林)チームの成績と仕事のしやすさが比例するよね。

 

・三菱の良さをどうアピール? 

榎本)選手たち百聞は一見にしかずと伝えています。あとは三菱重工の企業力。

僕たちや普及アカデミーの成昂徳さんに関してもそうですが、目指すべきものセカンドャリアがあるということは伝えています。チームの強さにおいては夢を語るということを忘れないようにしています。

小林)エノは語るよね!!!

 

・二人のタイプは正反対

小林)本当にそうだと思う。僕にないものをエノは持っているから助かる。

榎本)最近さらに仲が深まりました。正直に相談できるようになった。現役時代も仲良かったですが。ノリさんの欠点はむかつくと顔にすぐ出る(笑)でも、ノリさんの存在が助かっています。コネクションを持っていて、人の懐に入ってくんですよね。情報とかバンバン仕入れてくるので。

小林)お喋りしかしてないよ(笑)お互いにない目線があるので、俺はどちらかというと直感。でもエノは理論派。資料作りが上手い。すごいと思う。立場が上の人とも対等に話すことができるので、いいバランスです。

 

・採用としての夢は?

小林)採用は人と人との結びつきがとても大事。チームが強くなるために、自分の力を尽くしたい。

 

榎本)採用をやって成果が出るのはまだの時期だと思いますが、今まで三菱にはなかった道なので自分でこの道を切り拓いていくしかないと思っています。

リクルーターとしての夢は自分の採用した選手がチーム全員になるということです。

採用もなんでも、もっとこのチームのためになりたいです。

 

 

 

・・・・・・・・・

 

「このチームのためになりたい」

ステージは変わっても、チームに貢献する真っ直ぐな姿は現役時代と何も変わっていません。

人間力という言葉が相応しい2人のリクルーター。

使命感と責任感を持った2人の存在がチームをより良くしていくに違いないと感じたインタビューでした。

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