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【ブログ】コータローの主務日記89
栗田工業戦に勝利し、確実に加速したダイナボアーズは残りの戦いに向けて万全の「準備」をしています。
この「準備」こそが勝敗を分ける大事なポイントです。
シーズンが深まるにつれて調子を上げていくダイナボアーズは、試合メンバーだけが良いからだけではなく、試合メンバーがグラウンドでベストパフォーマンスを発揮するための「準備」が整っているからだと思います。
この「準備」を支え、ダイナボアーズの底力生み出している存在。
それが「Turbos」です。
今回はこの「Turbos」について紹介します。
シーズンに入ると「試合メンバー」と「メンバーから外れた選手」に分かれる時間があります。
ダイナボアーズでは「メンバーから外れた選手」たちのことを「メンバー外」と呼ぶのではなく、「Turbos」と呼んでいます。
私たちが勤めている三菱重工相模原工場では、主力商品としてターボチャージャーを製造しています。
皆さんご存知の通り、ターボチャージャーとはエンジンの馬力を効率よく上げるもので、製造にあたり高い技術力が必要とされます。
そんなターボチャージャーのようにチームの勢いを上げる役割を担うのがこの「Turbos」であるというところから由来しています。
ジャージ渡しの際に多くの試合メンバーたちから耳にするのはやはり「「Turbos」のメンバーに対する敬意と決意です。
「練習からTurbosの皆が素晴らしい準備をしてくれたから、俺たちは万全な状態で試合にのぞむことができる。だからこそ絶対に勝つ。」
まだ誰もいないクラブハウス内ミーティングルームで何度も対戦相手の映像を見返す選手がいます。
山本健太選手と鹿田翔平選手です。残念ながら今季は怪我でリハビリ期間が長くなっていますが、チームに貢献したいという一心で対戦チームの分析をかってでました。
その分析をもとにグラウンド練習では「Turbos」のメンバーが仮想対戦相手になりきり、試合メンバーたちに体を張って伝え、自然と練習に熱が入ります。
もちろん、試合メンバーに入ることを諦めているわけではありません。いつ選ばれても戦える準備もしているのです。
自信をもって試合メンバーたちをグラウンドに送り出す「Turbos」。自信をもって試合に出場するメンバーたち。試合を見ているとズバリ練習でやってきたことがハマる瞬間が多く、まさに一丸となって戦っていることを実感することができています。
ダイナボアーズは15人で戦っていません。全員で戦っています。
トップリーグ昇格に向けて「最高の準備」で戦い続けます。